あれるげんふりー

アレルゲンフリーかつオーガニック。半端なく体に優しい音楽レビューもどき。

Bonobo - Dial 'M' for Monkey

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英国産エレクトロニカ、2003年リリースの2nd。

フジロックの第1弾発表で地味ながら話題になったとかなってないとかで御馴染みBonoboさんです。

 

個人的に思い入れが強すぎるが故に、最新作ではなく2ndからの紹介になりますよ。

話は遡ること10年弱…バカみたいにゲームに明け暮れた小中時代、バカみたいにやって実際バカになった元凶であるウィンタースポーツゲームがありまして、その中に挿入曲として入ってたんですねぇ。

それから数年の時を経て、ふとその曲が脳内をよぎって頭を離れませんで。それはもう必死。夜遅くに血眼になって探しましたよ。10分くらいで見つかりました。

そいつがこのBonobo!って事でそこからドップリです。一方的にズブズブの関係です。

…って事がありましてね。最新作Migrationはちょっとお預けでござる。

そんな個人的な愛情の重さでご迷惑をおかけしておりますな名盤でございます。

 

ウィンタースポーツゲームの影響も少なからずはあるでしょうが、アルバム通しての印象はまさに「冬」。

一度もつっかえる事なくスーッと聴き通せるスムーズさ。

しかしながら印象に残るフレーズ、音がしっかりと配置されている巧みさ。

アーバンライクな洗練されたシャープさ、かつどこか温かみすら感じる音のチョイス。

シンプルながらもイージーリスニングなんかじゃねぇ、ただの電子音楽でもねぇ、ディスイズBonobo、これが私の世界観であり人生観だ。

ここまで訴えかけられているかのような錯覚に陥ります。おそらく原因は7割私の重すぎる愛情の所為でしょう。

オープニングはアジア、とりわけ東アジアの匂い漂う#1に始まります。

#2は雪が深々と降り積もる夜の山奥、澄み切った空気をかき分けるようにトランペットが鳴り響くような個人的キラーチューン。

#5はルネサンスリュート(吟遊詩人が弾いてそうなやつ)の様な楽曲が甘美で艶かしく、何処と無くエロいですね。

ファンクで体が自然に揺れる様なビートと、神秘的な浮遊感漂う音が絶妙に交錯する#6も素晴らしい。

どこを切り取っても良曲しか無い、誰にでもお勧めできる傑作だと思っております。

御一人で聴いたらいつもの安酒が旨くなる、恋人と聴いたらその後の展開がスムーズになる、御老人が聴いたら睡眠導入剤の代わりになる、赤ちゃんに聴かせると将来のBonoboになるかもしれない、アンチ電子音楽の方に聴かせるときはオーディオ本体の音量を1くらいにすれば大丈夫ですし、ペットに聴かせても特に効能無いですけど支障をきたすことも無いですから。本当に誰にでもイケます。

 

何か異常なまでに長くなりそうなので、ここら辺でキリをつけておきたいと思います。

フジロック、私は行けなさそうですがBonobo観れる方は本当に羨ましいなぁ…。

 


結論 : フジロックって気持ち悪い虫たくさん出そうでちょっとね…Bonobo…あぁ…。猛者の皆様は思う存分楽しんで…!

 

 

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【トラックリスト】

1. Noctuary

2. Flutter

3. D Song

4. Change down

5. Wayward Bob

6. Pick Up

7. Something for Windy

8. Nothing Owed

9. Light Pattern

 

YouTube

2. Flutter


Bonobo - Flutter (HQ)

 

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Dial M for Monkey

Dial M for Monkey

 

 

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