Billy Talent - Afraid of Heights
カナダ産パンクロック、2016年リリースの5th。
勢いで最新作の方も紹介です。
もう連続3回目なんでね、紹介いらないですよね。関口メンディーを超える角刈りの人がいるバンドです。
とか言いながらも最新のアー写では、Beginの比嘉さんみたいになってました。
BEGIN D'saなのかメンディー'saなのかハッキリしてほしいところです。
全くもうっ…!
よし、行きましょう。
1st、2ndと紹介してきましたが、そこからキャリアを重ねて良い変化をしております。
若々しさを前面に出していたデビュー当時と比べますと、渋みが格段に増しております。
無骨な骨太ロックを彷彿とさせるふてぶてしさすら感じます。
しかしですね、ここで間違えてはいけないのは、デビュー当初からの勢いあるサウンドは減退していないということ。
渋みを前面に出しながらも、衰えを知らない高田純次サウンドといったところでしょう。
それは#1を聴いただけでも、いつもの憂いと勢いもある、メインVoサブVoの絡みもある…けどいつもより男臭くないか?と気づくはずです。
続く#2はこのアルバムでも1、2を争うキラーチューン。なんとも耳に残るボーカルライン、しかも胃もたれしない爽やかさも兼ね備えております。
#4は小気味良いリズムで始終展開されていく、聴いていて自然と体を揺らしてしまうrock 'n' rollナンバー。
#5は曲の展開とサビのしゃがれた歌唱に貫禄すら感じる骨太ロックをゴリッゴリにプレイ。
#7は初期の音に一番近い音を鳴らしています。初期の頃から一貫した軸の部分を感じ取ることができます。
#9はキーボードが効果的な仕事をした、どこかMuseを彷彿とさせる近未来感のある仕上がりで、音楽の幅を見せてくれます。
ざっとこんな感じの構成ですが、大人の貫禄が増したパンクロックで、聴き応えのある素晴らしい内容となっております。
サマソニの予習をするのなら、このアルバム+ベスト盤で充分でしょうかね。
それにしても、MVあるあるの歌が巷では流行っておりますが、私の中の不動の一位は「女が追っ手に追われがち」なんですよね。
初っ端から追われるけど、この女は何をしたんやろなーとか、最終的に逃げ切るか死ぬかどっちかなーとか思いながら眺めてますけども。
皆さんも下のMVで、女が生きるか死ぬか予想してください。
見事、当たった方はご一報くだされば私からPC画面に向けて軽めのお辞儀を贈呈します。
さぁて、皆さんはどっちか分かるかな!?
結論 : 死にます。
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【トラックリスト】
1.Big Red Gun
2.Afraid of Heights
3.Ghost Ship of Cannibal Rats
4.Louder Than the DJ
5.The Crutch
6.Rabbit Down the Hole
7.Time-Bomb Ticking Away
8.Leave Them All Behind
9.Horses & Chariots
10.This Is Our War
11.February Winds
12.Afraid of Heights(Reprise)
【YouTube】
2.Afraid of Heights
【Amazon】
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