Billy Talent - S/T
カナダ産パンクロック、2003年リリースの1st。
8年前ほど前に購入したかな?多分。
購入したのはだいぶ前ですが、ふと無性に聴きたくなり掘り起こしました。
カナダでは国民的バンドらしいですが、日本ではあまり話題にならないなー、なんてずっと思ってまして、ちょくちょく来日してましたが、どうやら今夏のサマソニにも参戦するようです。
鼻クソみたいな過去の自分の誇りのためにも、この来日で一発かましてやってください。
そんな私一推しBilly Talentのデビュー作です。
ぶっちゃけ私エモコア・パンクというジャンルをあまり知らないんですけども、このバンドはひと聴きしてピンときました。
パンクって明るくぶっ飛んでくイメージ持ってますが、このバンドは何処か憂愁さをはらんだメロディが心に引っかかりましたね。
私、憂鬱やら哀愁やら叙情やらの単語に弱いんです。
そしてなにより、Voの粘ついた高音ヴォイスがもう耳にこびり付いて離れません。
そのVoの名はBenjamin Kowalewicz。コワレヴィッチ…。なんか凄い。
#1はイントロから徐々に焦らしあげるように進み、サビでコワレヴィッチがコワレた様にシャウト。オープニングにふさわしいコワレ様です。
そして#3はこのアルバムのキラーチューン。サビのシンガロングはライブで半端じゃなく盛り上がるんやろなー。サマソニ楽しいんやろなー。ええなー。
そして、終曲の#12は激しさの中に漂う哀愁が堪らない一曲。サビのメインVoとサブVoの掛け合いは鳥肌ガン立ちです。
とこんな感じの内容ですが、当たり前ですがパンクバンドなので基本的にノリは良いです。その中に散りばめられた哀愁のバランスが秀逸だこと秀逸だこと。
これを初っ端1stからやってのけてしまう辺り、流石です。カナダのグラミー賞と言われるジュノー賞を獲っちゃうのも頷けます。
日本人の耳には合うと思います。
曲の長さは基本的に3分台や2分後半が多め。ノリ良く次へ次へと展開されるので聴いていて爽快感があります。
このジメジメした梅雨の終わりを吹き飛ばしてくれるアルバムです。
あ、そうそう。
このバンドを語る上で忘れてはならないのが、外見のお話。
リードギター、Ian D'saの髪型。まさにモンスター級。なんのポリシーがあってかわからないけども、角刈りとリーゼントの極地。
まさにポケモンでいうところの岩タイプ。もうスマホをスワイプしてモンスターボール投げたくなっちゃう。
「あ、コイツ流行に流されてるわ」って思ったそこの貴方。確かに私は街中ウロウロしてますよ。この無理矢理ポケモンGOを絡めに来た辺りから容易に想像できますでしょう?
…けどね、そんな私はさて置いて、皆様はIan D'saを捕まえるために、サマソニへGOや!!!
結論 : サマソニGO出来ない人は、ポケモンGOしがてらCDショップGOや!!!
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【トラックリスト】
1.This Is How It Goes
2.Living In the Shadows
3.Try Honesty
4.Line & Sinker
5.Lies
6.The Ex
7.River Below
8.Standing In the Rain
9.Cut The Curtains
10.Prisoner of Today
11.Nothing to Loser
12.Voices of Violence
【YouTube】
3.Try Honesty
【Amazon】
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